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治療方法の紹介咬み合わせ・顎関節症治療

咬み合わせは、生活にまで影響を及ぼします。

咬み合わせは、生活にまで影響を及ぼします。

歯並びは気にしても、咬み合わせまで気にする人はあまり多くありません。しかし注意してほしいのが……歯並びの良さ=咬み合わせの良さ、ではない! ということ。きれいな歯並びでも、咬み合わせが悪いことは十分にありうるのです。
 咬み合わせを悪いままにしておくと、歯周病や顔のゆがみ、体調不良などの原因になることがあります。中でも特に気をつけてほしいのが、「顎関節症」です。

20代・30代の女性に多い「顎関節症」

ここ十数年で15倍にも増加したと言われるこの病気は、特に20代・30代の女性に多いことが知られています。下記のような症状がある方は、一度当院にご相談ください。

  • 口を開けると顎が痛む
  • 大きく口が開かない
  • 虫歯じゃないのに奥歯のあたりが痛い
  • 口を開閉する時にカクカク音がする

「カクカク音がする」のはまだ初期症状ですが、当院ではこの段階での治療を重視しています。症状が悪化するほど、回復はむずかしくなるからです。特に恐いのは、以前からカクカク音がしていて、ある日突然口が開かなくなり、しばらくしてまた開くようになったというケース。治ったと勘違いされる方が多いのですが、これは逆に病態が悪化した知らせです。そのまま放っておくと、正常に回復できない恐れがあります。くれぐれもご注意ください。

スプリント療法

スプリントと呼ばれるマウスピース型プレートで、咬み合わせ位置を調整。
スプリント療法

咬み合わせ・顎関節症は、ケースによりさまざまな治療方法があります。歯並びの悪さが原因の場合は、矯正治療。抜けたままの歯があったり、形状不良の歯が原因であれば、差し歯などによる審美治療・・・などなどです。
 しかしほとんど場合、まず最初は「スプリント」と呼ばれるマウスピース型プレートを使った治療を行います。1人ひとりに合わせたスプリントを製作し、これを上歯と下歯の間に装着することで、咬み合わせの際の顎位置を正しいポジションへ誘導するのです。咬んだ時の顎の痛みや違和感といった不快な症状は、この治療によりほぼ改善されます。

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